ロイロノートで品詞と語順の学習を

2017PCカンファレンス(8月5〜7日,慶応義塾大学SFC)で,ロイロノートというものを知り,英語の品詞と語順の学習に利用できるのではないかと思いつきました。ロイロノートは,パワーポイントのスライドのようなカードを,繋いだり,切り離したり,繋ぎ変えたりできるアプリ(iOS,Android,Windows)です。通常は,1枚のカードに文章や画像などを入れるもののようですが,このカードを,1つの語句の入れ物として使い,そのカードを繋いで1つの文にすることを考えました。

小学生や,成人で長く英語から離れた人たちへの導入に用いることが目的ですが,その後の本格的な「英語の見える化」にスムーズに移行できるようなものでないと,意味がありません。英語は語順の言葉であり,品詞は語句の意味の基本ですが,語順はロイロカードの機能で扱えますので,あとは品詞をどのようにして示すか?です。

◼カードの仕様(案)
「英語の見える化」では,形容詞句を [  ]a で囲んで直前の名詞との結びつきを把握します。動詞は丸で囲みますが,他動詞は右端に「」を付けて他動性を示しています。この重要な2点はもちろん,さらに第2,第4,第5文型の動詞の働きを示すために,次のような案を考えました。

  • 名詞カードを黄色,形容詞カードをレモンイエローと,似た色にして両者の結びつきの強さを示す
    (パソコンの画面では見づらいかもしれませんが,iPad上では両者は容易に区別できます)
  • 第2文型のbe動詞の類のカードには「=」を描き込む
  • 他動詞カードには「>」を描き込み,目的語への作用(他動性)を示す
  • 第4,第5文型を作る他動詞のカードには,それぞれ「>>」,「>=」,知覚動詞・使役動詞には「>v」を描き込む

カードの仕様の案を下に図示します。学習の初期の段階では,この1部を用いるだけでしょうが,複雑な構文も十分に示すことができる案として作成しました。

(次の2つの図では,カードを繋いでいる矢印は,カードの管理のために使っており,語句間の繋がりを示すものでは,ありません)

 

◼英語の5文型(S,V,O,C)
「目的語」,「補語」というような用語を小学生に用いることに賛否はあると思いますが,英語の5文型(特に第1,第2,第3文型)の形を適宜示して慣れさせておく必要はあるように思われます。S,V,O,Cを単なる記号として示せば難しくないのではないでしょうか。

(次の図では,S,V,O,Cを結ぶ矢印は,語句の繋がりを示しています)

 

次の投稿「ロイロノートで英語学習のスイートスポットを!」で,英単語を使った具体例を示します。

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Itakura

〜2016 鹿児島大学水産学部教授 ,2016〜2017 水産学部特任教授(英語教育担当),2016〜 鹿児島大学名誉教授/ 〜2017 CIEC(コンピュータ利用教育学会)理事,ネットワーク委員会委員長,2018〜 CIEC 監事/ 2015〜「英語の見える化」研究会主宰/ 資格: 獣医学博士(北海道大学)/