(「大学院生なら」というのは,英語に対する必要度が高く,英語に接する時間も多ければ,という意味です。丸1日,集中でやったのも効果が上がった理由です)
「英語論文作成指導セミナー」(鹿児島大学連合農学研究科:博士課程)の受講生の声を,所属,氏名を削除して掲載させていただきます(男女を明記しているのは,言葉に対する感じ方が少し異なるかもしれないと思ってのことです)
セミナー実施日時: 2014年12月4日 9:00~16:00
場所: 鹿児島大学水産学部附属図書館水産学部分館セミナー室
. 琉球大学へはSINET3で配信
. iPad (アプリ: MetaMoji Share)を1人1台使用して実施
担当: 板倉隆夫(鹿児島大学・水産学部・海洋生物工学研究室)
【内容】
1.日本人と英語: PPTを使用(30分程度)
2.『大学英語の基礎』Part 1(30分程度)
3.やさしい物語を用いてのReading演習(1時間程度)
4.論文に用いられる前置詞(1時間程度)
5.『大学英語の基礎』Part 2(30分弱)
6.論文作成に役立つツールや辞書の使い方(30分程度)
. ・WebLSD
. ・英辞郎on the WEB
. ・Logophile(Windows, Mac)
7.注意したい動詞と副詞(1時間程度)
8.専門用語の正しい発音(30分程度)
9.「英文まちがい探し」,「品詞の問題」
10.質問と回答
【参考図書】
1)『ライフサイエンス 論文作成のための英文法』河本健編集,羊土社
2)ブルーバックス『理系のための 英語論文執筆ガイド』原田豊太郎著,講談社
3)ブルーバックス『理系のための サバイバル英語入門』東大サバイバル英語実行委員会,講談社
博士課程1年生(男子)
先日は貴重なセミナーをありがとうございました。
大変勉強になり,英語に対する意欲も向上しました。
本セミナーに参加して,「正しく」英語を読む重要性を感じることが出来ました。これまで英語論文などは内容がわかれば良い,というようになんとなく読んでおり,品詞などはほとんど意識していませんでした。英語力の向上のためには,そういった部分をもう少し意識していく必要があると感じました。
今回は1日のみのセミナーだったこともありますが,内容についていくのがやっとという感じでした。2−3日確保した,集中講義くらいの時間があるとより多くの練習問題で記号づけにもより慣れることができたのではないかと思います。
英語は英語で読む(訳さない)と指導教員からも言われていましたが,正直どういったものかあまりイメージはできていませんでした。簡単にそういったことが出来るようになるとは思いませんが,今回のセミナーでなんとなくイメージはつかめたような気がします。今後,英語論文を読んでいく際は記号づけを意識して読んでいこうと思います。
博士課程1年生(男子)
先日は英語セミナーありがとうございました。おかげさまで論文を正確に読むことができるようになりました。またこのような機会がありましたら、参加させていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
博士課程2年生(男子)
私は、論文を書くというより英語を読んで話せるようになるのが目的で参加しました。
先生の提案されている「英語の見える化」は、とても参考になりました。
まず、形容詞節や副詞節、自動詞や他動詞などの意味をしっかり理解してから、進めていきたいと思います。
そのために、『基本英作文例600』(の記号づけ模範解答)はとても助かります。ありがとうございました。
先生の、「英語の見える化」のところを重点的にされるようなセミナーがあれば、ぜひまた参加したいです。その時は教えてください。また、英文の論文でも質問することもあるかと思います。今後ともよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
博士課程1年生(女子)
先日,セミナーを受講させて頂きました。ありがとうございます。
論文で英語要約を書かなければならないときや,高度な英語の論文を読む際に,大きな壁にぶち当たっていました。これまでの自分の英語の感覚ではついて行けないことから基礎に立ち返らなければと思い,先生のセミナーを受講させて頂きました。
事前に配布された『大学英語の基礎』を流し読みをし,英文法への違和感は感じなかったのですが,実際に受講をして・・・英文法の用語も忘れているなど,文法から離れて20年近い事実を痛感しました。
もう少し予習をしてから受講をすべきであったと反省しているところです。今回の1回の講義では,とても英語力がついたという段階まで行き着けませんでした。しかし,構文の重要性と,今まで私が抱いていた「(和訳の)創作」への不安が正しいことが確信できて非常に良い勉強になりました。今後,長い難解な英文に出くわしたときには,基礎に立ち返り「名詞+形容詞句」を探し,構文から理解することを試してみたいと思います。
博士課程1年生(男子,遠隔参加)
先日はセミナーを開いてくださり、誠にありがとうございました。
論文作成を見越した英語セミナーを受講する機会がないので、今回のようなご講演は非常にありがたく存じます。
英単語の音読み・訓読み(の符号づけ)は,まさに目からうろこでした、使わせていただきます。英語論文作成を目的としたセミナーとしては、発音関連は余談なのかもしれませんが、ミオシンとマイオシンのお話は大変面白かったです。
possiblyの使い方でしていただいたようなご説明を、ほかの重要単語についてもしていただけると大変助かります。reportedlyは知りたい表現の一つでした。
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