「今週の英語News」20181105( 副詞句を作る of)

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.        Tリーグ開幕
T. LeagueBegins
卓球日本、盛り上げるぞ

南日本新聞2018年11月5日朝刊「こども」のページの英文を引用しています。

日本,韓国,台湾のトップ選手が参加するTリーグの開幕戦が,両国国技館で開催されたことに関する記事です。
引用した英文中で薄く色が付いている語句にカーソルを持ってくると(スマホの場合はタッチすると)意味・説明が表示されます。

初級

A new table tennis league began in Tokyo in October.  The T. League is made up of four men’s teams and four women’s teams.  Top world players take part in the league.

 

解 説

記号づけ・チャンク訳:

A new table tennis league (began)
A new table tennis leaSge (beV
新しい 卓球のリーグが 始まった

[in Tokyo[in October].
.   東京で  10月に

The T. League (is made) upad
The T. League (is m
V
Tリーグは   構成される

[of four men’s teams and four women’s teams].
.   4つの男子チーム と 4つの女子チームで

Top world players(takepart [in the league].
Top world players (t
Vke  paO
世界のトップ選手たちが    そのリーグに
Top world players ta参加する

 

副詞句を作る of
前置詞の of は,名詞の後に置かれて形容詞句を作ることが多いのですが,副詞句を作る場合の感覚も掴んでおきましょう。

1. 形容詞+of … (…を,…に)
.     形容詞は,afraid(恐れて), ashamed(恥じて), aware(気づいて), careful(気をつけて), fond(大好きで), proud(誇りに思う), respectful(敬意を表す), scared(恐れる), sure(確信している), tired(うんざりして,飽きて), true(当てはまる) など

She was so kind that I was very fond of her. [2]
優しいから私は彼女のことが大好きだった

The same is true of all members of our team. [1]
同じことが我々のチームメンバー全員に言える
(すべてのメンバーについて真実だ)

 

2. 形容詞+of … (…から離れて,逃れて)

free of charge
無料で
(料金なしで)

I am free of debt.
私は借金がない

Our son is now independent of us. [1]
息子は我々の元を離れて暮らしている

 

3. 動詞+of … (…のため,…のせいで)

die of cancer
癌で死ぬ
of ではなく from を使うことが多くなってきているようです[2])

 

4. 動詞+目的語+of … (…を奪って,取り除いて)
   動詞は,clear(取り除く),cure(治す),empty(出して空にする),rob(奪う) など

He robbed me of my money. [2]
彼は私の金を奪った

Snow plows cleared the roads of snow. [2]
= Snow plows cleared snow from the roads.
除雪車が道路の雪を片付けた

 

5. その他

a plate (made) of glass [1]
ガラス(製)の皿

The song reminded me of my mom. [1]
その歌を聞いて母のことを思い出した
(その歌は,私に母のことを思い出させた)

He smelled of sweat and liquor. [1]
彼は汗と酒の臭いがした

The manager approved of my plan. [1]
支配人は私の計画に賛同した

I dreamed of becoming an astronaut when I was young. [1]
私は若いころ宇宙飛行士になることを夢見ていた

 

参 考 文 献

[1]ウィズダム英和辞典 第3版(2012)
[2]ジーニアス英和辞典 第5版(2015)
[3]ランダムハウス英語辞典 第2版(1993)
[4]リーダーズ英和辞典 第3版(2012)

 

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ABOUTこの記事をかいた人

板倉

〜2016 鹿児島大学水産学部教授 ,2016〜2017 水産学部特任教授(英語教育担当),2016〜 鹿児島大学名誉教授/ 〜2017 CIEC(コンピュータ利用教育学会)理事,ネットワーク委員会委員長,2018〜 CIEC 監事/ 2015〜「英語の見える化」研究会主宰/ 資格: 獣医学博士(北海道大学)/