南日本新聞2018年11月26日朝刊「こども」のページの英文を引用しています。
福井県の若狭高校が開発したサバ缶が,11月12日に「宇宙日本食」に正式決定したことに関する記事です。
初級 〜
引用した英文中で薄く色が付いている語句にカーソルを持ってくると(スマホの場合はタップすると)意味・説明が表示されます。
High school students in Fukui Prefecture recently created canned mackerel as a space food. Maybe Japanese astronaut Soichi Noguchi will enjoy it on the International Space Station when he stays there next time.
記号づけ・チャンク訳:
High school students [in Fukui Prefecture]a
.High school stS
高校生た ちが 福井県の
recently (created〉canned mackerel
recently (creVted〉canned maO
最近 作った(開発した) サバ缶を
[as a space food]a.
. 宇宙食としての
Maybe Japanese astronaut Soichi Noguchi
Maybe Japanese astronaut SoichiS
かもしれない 日本人宇宙飛行士 野口聡一が
will (enjoy〉it [on the International Space Station]
will (enVoy〉O
. 味わう それを 国際宇宙ステーションで
when he (stays) there [next time].
when S’e (stV’
のとき 彼が 滞在する そこに 次の機会に
can と「缶(かん)」の音が一致するのは不思議ですね。
漢字源(改定第五版)によると,「缶」は,丸く腹がふくれた土器からできた象形文字で,広く土器を表す音符(カン)として用いられるが,それがオランダ語 kan(食品などの保存・携帯に用いられる金属製容器)と音が一致することから缶詰の「缶」として借用された漢字のようです。
ランダムハウス英語辞典には,can の語源の流れとして、後期ラテン語 canna(小さな器)、ドイツ語Kanne、古期英語 canne があげられています。
缶詰の「かん」は,オランダ語(ドイツ語に近い)だった,ということのようです。
[1]ウィズダム英和辞典 第3版(2012)
[2]ジーニアス英和辞典 第5版(2015)
[3]ランダムハウス英語辞典 第2版(1993)
おっしゃるように前置詞が付いていないところがわかりませんでしたが、理解できました。ありがとうござました。
next timeのところを理解するのが難しかったです。
next time が難しかった,ということですが,前置詞が付いていないからかもですね。
時を表す前置詞句では, next, last, this, that や, some, any, every, one, all が付いた名詞句,
そして, today, yesterday, tomorrow morning などの前では,
前置詞(on, in, at)が常に省略されます。
副詞として使われますが前置詞がない(目的格の形)なので「副詞的目的格」と呼ばれ,
時,距離,方向などを表す場合によくあります(前置詞が省略されない場合もあります)。
「英語の見える化」の記号づけでは,前置詞がなくても前置詞句と同様に [ ] で囲みます。