2010年,学部の「実用英語科目」の非常勤の先生方のご理解も得て,1,2年生を対象にこの学習法を採用していただきましたが,その後の学生の英語力の変化に対して「科学英語」(3年次)担当の先生から驚きと賞賛の声が届きました。
板倉自身も,朝ゼミでの9年間の他,修士課程の「英文輪読」,博士課程の「英語論文作成指導セミナー」,鹿児島大学全体のAO入試入学者向け補習授業,社会人対象の「英語やりなおし講座」などで実践してきましたが,
学生から
「もっと早く,この方法で習いたかった。」
社会人の方からは
「学校でこのように教えてもらっていたら,人生が変わっていたかもしれない。」
という声もあり,「英語の見える化」の効果を実感してきました。
実践で得られた経験を元に,準動詞(意味上の目的語,補語),従属節(副詞節,形容詞節,名詞節)の記号づけ,綴りと発音の関係なども含めた英語学習の基礎を,2013年に80ページ程度の冊子としてまとめました。2016年からは大学生協の電子教科書『大学英語の基礎』としてご利用いただいています。
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