「今週の英語News」20190128( dressed は形容詞?)

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Dressed in    伝統衣装をまとって
.       Traditional Wear

南日本新聞2019年1月28日朝刊「こども」のページの英文を引用しています。

新宿区は,日本語学校が多いためか留学生が多く,新成人約4000人の半数近くが外国人だったそうです。
新聞記事の写真に,和服姿の女子留学生が数名写って写っていたので(下の記事の内容とは異なりますが)そのようなアイキャッチ画像にしてみました。

初級 〜

引用した英文中で薄く色が付いている語句にマウスポインターを持ってくると(スマホの場合はタッチすると)意味・説明が表示されます。

New adults from various countries took part in a coming-of-age ceremony in Shinjuku, Tokyo, in mid-January.  Many of them were dressed in their nation’s traditional wear.  A large number of foreign people live in Shinjuku.

 

① の dressed は,形容詞にしましょうか? be dressed で受身形として扱いましょうか?
単に文法としてどう扱うか?という問題のようですが。。

 

解 説

① dressed : 

[1]では,形容詞としての dressed「《通例名詞の前で》(特定の)服装をした,身なりの … な」という意味で

a smartly dressed lady
おしゃれに着飾った女性

のように,限定用法の例のみをあげています。
そして be dressed は受身形として,dress他動詞のところに

be dressed in a pink dress
ピンク色のドレスを着ている

という例をあげています。
つまり,今回のような dressed の例を過去分詞として扱っています。
[3]と[4]も同様です。

 

2]ではdressedを,[叙述]として「〔… の〕服装をして〔in〕」という意味で

be dressed in denim
デニムの服を着ている

のように,今回のような dressed の例も形容詞として扱っていいます。

 

このように辞書によって扱いは異なりますが,
dressの本来の他動詞としての意味「衣服を着せる」をしっかり把握し,
日本語では「服装をする」のように(「を」は使っていますが)自動詞的に言うところを,
英語では,他動詞による受身の形で表現する(のがもともとの形である)
という英語的感覚を掴むことが大事です。

Itakura
英語は,他動詞が好きな言語です。
日本語との大きな違いです。

 

記号づけ・チャンク訳:

New adults [from various countries]a (tookpart
New adSlts [from various countries]toa Vok〉pO
.   新成人              いろいろな国の          参加した

[in a coming-of-age ceremony] [in Shinjuku]a, Tokyo,
.       成人式に                               新宿区の      東京

[in mid-January].
.   一月中旬に

Many [of them]a (were dressed) [in their nation’s traditional wear].
MaSy [of them]a (were dV
その多くは             装っていた    自分たちの国の伝統的な衣装を着て

A large number [of foreign people]a (live) [in Shinjuku].
A large nuSber [of foreign people]a livV
.   たくさんの数が      外国人の             住んでいる 新宿に

 

参 考 文 献

[1]ウィズダム英和辞典 第3版(2012)
[2]ジーニアス英和辞典 第5版(2015)
[3] ランダムハウス英語辞典 第2版(1993)
[4 リーダーズ英和辞典 第3版(2012)

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ABOUTこの記事をかいた人

Itakura

〜2016 鹿児島大学水産学部教授 ,2016〜2017 水産学部特任教授(英語教育担当),2016〜 鹿児島大学名誉教授/ 〜2017 CIEC(コンピュータ利用教育学会)理事,ネットワーク委員会委員長,2018〜 CIEC 監事/ 2015〜「英語の見える化」研究会主宰/ 資格: 獣医学博士(北海道大学)/